こんにちは!
保護フィルムのコンサルタント
フィルプラス㈱の縫谷茂(ぬいたに)です。
今回のご相談は
「印刷シートの保護フィルムについて」です。
◆相談内容
フィルム印刷面の保護フィルムで困っています
印刷乾燥後、はがれたり、浮いたりしてしまいます。
どのような材料を選べばいいですか?
◆事前確認事項
以下のポイントを確認させていただきました。
①材料(素材、厚み、表面状態)
②印刷後の乾燥温度(何度×何分×何回)
③貼りつけ後の工程(剥がす工程の有無など)
④貼り付け期間
⑤その他(用途、製品のセグメントなど)
お話をお伺うと、印刷面の段差が影響していることがわかりました。
そこで、下記にようなポイントをアドバイスさせていただきました。
◆ポイント
①粘着力の強度を上げる
→印刷面の段差部納期を防ぎます
②ベースフィルムの厚み、柔軟性を変える
→印刷面の段差吸収の役割をもたせます
③耐熱性のあるベースフィルムの有用性を確認する
→乾燥時の加熱温度条件がベースフィルムの
耐熱性に起因し、浮きなどが発生するかを確認します。
④貼りつけ前に保護フィルムを温める
→ 強すぎる粘着力では剥がしにくため、
1ランク下の粘着力でありながら、
密着力を上げることができます。
60~80℃×約2時間ほど ← これポイントです!
このような処方は、ケースバイケースで有効性が
変わりますが、現在、保護フィルムの選定で
困っている場合には、一度お試しいただければと思います。
弊社のミッション
- フィルム材料、粘着フィルム製品、加工ノウハウ、アセンブルなど、
付加価値やサービスを組み合わせることにより
お客様のニーズを満たす製品を提案いたします。 - あらゆる製品から設備まで
「傷つけたくない」「汚れを防ぎたい」「保護したい」ニーズに対して
相談にのり、フィルム製品ならではの解決方法を提案します。
保護フィルム、フィルム製品、粘着フィルム製品で
お困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
◆お問い合わせ先(お電話、メールでお気軽に)
E-Mail:info@fillplus.co.jp
電話:03-5918-9580
FAX:03-5918-9585
フィルプラス株式会社 窓口:縫谷(ぬいたに)
〒174-0063 東京都板橋区前野町4-41-10
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