こんにちは!
フィルム製品コーディネーターの
フィルプラス@縫谷(ぬいたに)です。

今回のご相談は
「貼り合わせ加工フィルムのカールについて」です。

◆相談内容
他社でラミネート加工したフィルムがカールして困っています。
フィルムをカットしたあと、平面に貼りつけるのですが、
カールしているため、貼りつけが大変です。
◆事前確認事項
以下のポイントを確認させていただきました。

①構成(2種類のフィルム構成について)
②幅、長さ
③紙コアのサイズ(3インチ、6インチなど)
④巻き面の指定(内巻き指定、外巻き指定などがあるか)
⑤その他(用途、製品のセグメントなど)
お話をお伺うと、いつも通り加工しているが原因がわからないとのこと。
そこで、下記にようなポイントをアドバイスさせていただきました。

◆ポイント
①貼り合わせ前の状態を確認する
→元々のカールがないか確認

②貼り合わせ加工時のテンションコントロールの確認
→加工時に一方のフィルムのみテンションがかかりすぎていないか確認

③逆巻きにした場合どうなるかの確認
→現在のカール方向と逆になった場合のカールがどうかを確認

 

しかしながら、他社に委託加工しており、
上記についても確認したが、カールの原因が不明なままでした、
そこで、当社にて今後のラミネート加工を
弊社にお願いしたいとの前提でありましたので、

最後の手段として、弊社でカール矯正
→ 弊社にて、逆巻きにして
70~80度×2時間ほどの熱処理、
使用できなかったほどのカールもかなりフラットになって、
材料を破棄することなく、使用できるようになりました。

 

当社では、このあと、貼り合わせ加工から
お願いされるようになり、熱処理することなく、
カールの発生を抑えることができております。
ただ、材料のLot、原反のポジション、季節などの、
変動要因により、突発的にカールが発生することがあります。
その際は、熱処理などを施すことで、対応するようにしております。
このような処方は、ケースバイケースで有効性が
変わりますが、現在、ラミネート加工後のフィルムのカールで
困っている場合には、一度お試しいただければと思います。

弊社のミッション

  • フィルム材料、粘着フィルム製品、加工ノウハウ、アセンブルなど、
    付加価値やサービスを組み合わせることにより
    お客様のニーズを満たす製品を提案いたします。
  • あらゆる製品から設備まで
    「傷つけたくない」「汚れを防ぎたい」「保護したい」ニーズに対して
    相談にのり、フィルム製品ならではの解決方法を提案します。

保護フィルム、フィルム製品、粘着フィルム製品で
お困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
◆お問い合わせ先(お電話、メールでお気軽に)
E-Mail:info@fillplus.co.jp
電話:03-5918-9580
FAX:03-5918-9585

フィルムのことなら!

フィルプラス株式会社 窓口:縫谷(ぬいたに)
〒174-0063 東京都板橋区前野町4-41-10
◆ホームーページ
https://www.fillplus.co.jp

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