液晶保護フィルムの反射防止性能について　

こんにちは！
保護フィルムのコンサルタント、
フィルプラス株式会社の縫谷茂（ぬいたに）です。

弊社では現在液晶保護フィルムとして、
「エアゼロ」シリーズとして数種類のものをご用意しております。

サイズフリーの液晶保護フィルム

その中で、反射防止性能についてお話しさせていただきます。

、
最近の液晶画面の反射防止は、
透過率を高く維持しつつ反射防止性能を出そうとしています。
これは高画質を保持しつつ、反射防止する目的です。

原理的には超微粒子による反射防止なので、
最新機種になればなるほど液晶テレビの表面は
艶感、光沢感があるものとなっています。

そのため、室内でのテレビ視聴には向いていても、
太陽光や、直射光などの反射に関しては、
防げないのが実情です。
（蛍光灯の映り込みを防ぐレベルです）

同じく、スマートフォン用の反射防止液晶保護フィルムも
高精細な画像を損なうことなわないように
最近の液晶テレビ画面と同じ超微粒子による反射防止です。

当社でも、「エアゼロMF」をノングレアタイプ（＝反射防止）として、
小~中画面タッチパネル用にご用意しておりますが、
太陽光や、直射照明光による反射防止が必要な場合は、
「エアゼロ反射防止」をお勧めしております。

（最新の液晶テレビ画面への蛍光灯の映り込み）

（エアゼロ反射防止を貼って蛍光灯の映り込みが低減される様子）

上記写真は、電源OFFの状態で、
蛍光灯の映り込みの様子ですが、
これが太陽光や、直射照明光になると、
映し出される画像が見にくくなってしまいます。

「エアゼロ反射防止」は、
小画面高精細画面や、
映画などを見るのには向きませんが、
業務用や大画面の反射防止に向いています。
（多くの人が画面を見るセミナー会場など）

「エアゼロ反射防止」は小粒子（微粒子より大きい）による
マット仕上げのため、反射防止の原理が違います。

反射防止というよりも光を拡散するために、
結果的に反射防止します。
ただし、デメリットは画質が落ちてしまうことです。

画質と反射防止性能ははトレードオフの関係になりますが、
反射防止性能が特に必要な場面では、
検討するべきポイントとなります。

液晶モニター、タッチパネルの反射防止で
お困りのことがございましたら、、
まずは、お気軽にご相談いただけばと思います。
（2015年2月）

弊社のミッション

• フィルム材料、粘着フィルム製品、加工ノウハウ、アセンブルなど、
  付加価値やサービスを組み合わせることにより
  お客様のニーズを満たす製品を提案いたします。
• あらゆる製品から設備まで
  「傷つけたくない」「汚れを防ぎたい」「保護したい」ニーズに対して
  相談にのり、フィルム製品ならではの解決方法を提案します。

保護フィルム、フィルム製品、粘着フィルム製品で
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