こんにちは!

保護フィルムのコンサルタント、

フィルプラス㈱の縫谷茂(ぬいたに)です。

 

 

今回は、「液晶保護フィルムの紫外線カット性能の誤解」について、

お話させていただきます。

 

 

20150609_124443

 

 (写真はエアゼロMFのUVカット試験データです)

 

 

最近、紫外線カット(UVカット)性能のある、

液晶保護フィルムのお問合せをいただくことがりあます。

屋外設置のタッチパネル機器用の保護フィルムとして

お考えのお客様からのお問合せです。

(例えば、ガソリンスタンド、駐車場など)

 

スマートフォンやタブレット用の保護フィルムで、

UVカット99%、100%をうたっている製品があります。

ただし、そのUVカット性能について記載はほとんどありません。

実際には屋外で使用することを想定したUVカットではなく、

それは画面から出る紫外線から目を守るといった目的であることがわかります。

(太陽光と比べるとかなり微量の紫外線であり、限定的な波長域)

 

 

いっぽう、屋外使用目的のUVカットをうたう材料はあります。

それらはビルの窓などの窓貼りフィルムなどの分野で

製造、流通しているフィルム材料になります。

(3Mやリンテックといったメーカーの材料です)

 

 

同様の素材を用いた液晶保護フィルムはありません。

太陽光による紫外線カット率が100%や90%近いなどの

液晶保護フィルムは、市販で製造、流通しているものでないとお考えください。

 

 

そこで、実際に、屋外設置タッチパネル用に実績のある

フィルプラス製「エアゼロMF」を計測したところ、

平均約38.1%(300-380nm=紫外線全波長域の平均)でした。

(日焼け止めクリームを塗る程度のUVカット性能はあります)

 

実際には、このUVカット性能のレベルでも、

屋外長期使用いただけるケースは多々あります。

(品質評価についてはお客様の事前評価をお願いしております)

 

 

 

弊社では、特注で先に記載した窓貼り用のUVカットフィルムを

液晶保護フィルムと同じ粘着層に仕立て上げることは可能です。

 

 

ただし、実質的にUVカットのレベルをどこまで必要とするのかによっては、

エアゼロシリーズでの対応も可能と考えております。

 

 

屋外設置タッチパネル機器の保護フィルムで

お困りのことがありましたらお気軽にお問合せ下さい。

 

 

ご覧いただきました方々、どうもありがとうございました。

 

 

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「保護したい」ニーズに対して 相談にのり、

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